♪2015年8月ご入院患者さま♪
こんにちは、フモフモランドぬいぐるみ病院ナースステーションです。
今回のご入院患者さまは、福島県からお越しの「おまつさん30歳」です。
可愛いさんこんにちは!ようこそぬいぐるみ病院へ!
ご家族にとっての存在は「相棒 友達でもあり子供でもあり何にも代えられない存在です」
思い出のエピソードは「人生の全ての時間を共に生きています」
30歳のおまつさん!なんて素敵な長い間のご家族との結びつきでしょうか、
ご家族が嬉しいときも悲しいときも、どんなときでも変わらず、ずっとずっとご家族に寄り添ってこられたんですね。
おまつさんのお顔を見ているだけで心にあたたかい感動がわきあがりました。
お悩みの症状は、お顔全体、お体全体のゆがみ、
そして、横腹の穴とはげ お口の穴 お耳の皮膚も薄く、がやぶれています
大丈夫だよ、心配しなくていいからね 怖くないからね、きっと治るからね 思わず抱きしめるナースのちーくさんです。
疲れたでしょう。少し眠ってね、添い寝のみけもさんは、添い寝のベテランだからね。
今回のオペは穴を埋める手術と植毛手術、そして耳の皮膚の付け替えとなり、少し難しいオペとなります。
ぬいぐるみ病院一丸となって、おまつさんのために全力を尽くします!
まずはおまつさんのお体のお色に合う、植毛様の毛糸を探していきます。
エステの後の白くなったお体に合うよう、エステの後に毛糸の色を合わせます。
古くなった綿をお体から出したとき、泣き袋笛がお腹には入っていました。
以前はお腹を押すとキューという声で泣いていたとのことですが、今は壊れていて泣いていませんでした。
ご家族のご希望はもう泣くことは希望しないとのことで、こちらの泣き袋はお腹から出してご家族へお渡しいたします。
エステの後、いよいよ植毛のオペが始まりました。まずは脇のところのはげているところから
分かりやすい様にりぼんの上が植毛をする部分をしめしてみます。
毛がぬけにくい当院独自の方法で毛糸を植毛してゆきます。
少し長めにカットして、周りの毛となじませまて、自然な仕上がりにしてゆきます。
オペ、疲れたかな?少し休もうね。
全身にハゲや穴が見つかったため、時間が沢山かかりますが
体調を見ながら、少しづつ根気良く丁寧に全身を植毛してゆきます。
次ぎにお耳のオペです。お耳をまず両方とも糸をほどいて外します。
外して、後ろの黒い皮膚と前の薄くなった皮膚も更にほどきます。
ご家族とご相談しながら、こちらの白い薄くなった皮膚は新しくし、後ろの黒い皮膚は使うことにいたしました。
黒い皮膚も綺麗にカットして整えて、新しい皮膚は、同じ大きさにカットし、縫っていきます。
光の関係でベージュに見えますが薄いピンク色です。
そして再度お耳につけて入れ替えました。
とっても小さな可愛いお耳です!
ようやく、エステ、植毛オペ、お耳再生オペ、穴ふさぎオペも全身が全て終わりました!
それではお待ちかね!ビフォアアフターです。
お体のゆがみがなおりました。
エステでお色も元々のお色に近く、こんなに白くなりました。
これで30年の愛され色が新しくなり、気持ちも新たにまた、ご家族との絆色を重ねてゆけますね。
お耳の皮膚のお色はお任せとおっしゃってくださったため、お鼻の薄いピンクのお色の
お揃いのお色の生地を選んでみました。柔らかいスムース生地です。
おまつさん!おめでとう!大変な手術をよく頑張ったね!
長くかかったけどやっとお家に帰れるね!
さみしかったね!
お待たせいたしました!
可愛いおまつさん! ご退院おめでとうございます!!
大好きなご家族と一緒にこれからもずっとずっとお幸せに♪
また何かあったらいつでもお越しくださいね。(*^-^*)
ナースステーション
★ご家族から御礼のお手紙をいただきました!感謝です!
「この度はおまつの入院オペをして頂き本当にありがとうございます。
元のおまつの雰囲気はそのままで、きちんと残しつつ、すっきり、キレイに
ふっくら可愛い姿にしてくださった事大感激です。
植毛の技術は本当に「凄い!!」と思いました!
また、入院中のメールと写真は本当に可愛くて感動しました。
手術の途中経過もリアルに伝わりました。
「今は○○をやっていて、このあと○○をやります」という説明も安心しました。
一人でも多くの人がフモフモランドを知れば、大切にしていたけど泣く泣く
「捨てるしかないなー」という思いとぬいぐるみが1体でも減ると思います。
こうなればもっと日本がよくなる気がします。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!」
こちらこそ、当病院を選んでくださり本当にありがとうございました。
福島と大阪、出逢いに感謝いたします。